リハビリテーション

上肢の手術後リハビリテーション

上肢の手術術後リハビリテーション

関節鏡視下腱板修復術後のリハビリテーション

関節鏡視下腱板修復術(ARCR)後の大まかな流れ

時期 目安 リハビリ内容
術後1日~3日 午前と午後にリハビリ 痛みを和らげる
肩甲骨を動かす
術後4日(退院) 午前のみリハビリ
更衣・シャワー浴許可
(入浴は抜糸後から許可)

※術後7日にDr.の判断で抜糸実施
―外来リハビリ―  通院目安:2~3回/週
術後3~4週 装具除去  運転許可
術後1ヶ月 デスクワーク許可
※仕事復帰に関しては、医師に相談してください
手の上がる角度を増やしていく
術後3ヶ月 軽作業許可
※腱板の修復には約3ヶ月必要とされており
無理な運動は避けて下さい
筋力をつける
日常生活動作の獲得 スポーツの復帰
術後6ヶ月 重労働許可
目標:肩がほとんど上がる
術後10ヶ月 競技復帰許可
目標(1年):筋力が80%回復

表は大まかな目安です。
手術前の状態(断裂サイズや脂肪変性の度合い等)によっても個人差は生じます。
また、復帰するスポーツ競技によっても復帰時期が異なります。
詳細は担当医師の指示に従ってください。

術後~装具除去まで:痛みを和らげる時期、肩甲骨を動かす時期

装具姿勢:力の抜ける姿勢を心がける

装具装着のポイント
  • 両肩の高さは合っているか
  • 脇に十分な隙間があるか
  • 肘は肩より少し前に出ているか
  • 力を十分に抜くことができているか

寝るときの姿勢

  • 肩が前へ出ないこと
  • 肘が下がらないこと
  • 枕の高さが高すぎないこと

入浴時の姿勢

※脇にペットボトルを挟む
※専用のクッションを挟む

更衣動作

  • 着るときは手術した手から通す
  • 脱ぐときは手術した手を最後に外す

装具除去~術後3か月:手の上がる角度を挙げていく時期

可能になる動作

包丁を使う
お尻を拭く
デスクワーク
両手でシャンプー
術後3か月の平均的な手の挙がる範囲

術後3か月~:筋力を強化する時期  日常生活で使う動作を練習する時期

可能になる動作

洗濯物を干す
頭上の物を取る

術後6か月~:日常生活で使う動作を練習する時期
スポーツに必要な動作を練習する時期

スポーツ復帰例

野球、バレーボール、ゴルフ、水泳、テニス

重労働復帰例

建築業、引っ越し業、整備業、買い物等で重い物を持つ

上記は復帰例の一部であり、これら以外に復帰を果たした競技・重労働も数多くありますので、リハビリ開始時にご相談下さい。

リハビリスタッフは、目標となる各競技に必要な機能を評価していきます。
リスク管理を行った上でアスレチック・リハビリテーションを取り入れ、徐々に競技・重労働へ復帰を目指していきます。

鏡視下バンカート法(ABR)後のリハビリテーション

鏡視下バンカート術後の大まかな流れ

表は大まかな目安です。スポーツ競技によって復帰時期が異なります。
詳細は担当医師の指示に従ってください。

時期 目安 リハビリ期
手術翌日~ 術翌日よりリハビリ開始 メディカルリハビリ初期
術後3~4週 外転装具除去
デスクワーク許可
メディカルリハビリ中期
術後3ヶ月~ 軽作業許可 メディカルリハビリ後期
術後6ヶ月~ スポーツ部分復帰許可
重労働許可
アスレティックリハビリ期
術後10ヶ月~ スポーツ完全復帰

術後翌日~3週:メディカルリハビリ初期

セルフエクササイズ紹介

手首のストレッチ
回内外運動
胸張り運動
肘屈伸運動
肩の内・外旋運動
手・手指運動
肩甲骨の上げ下げ運動
僧帽筋上部ストレッチ
腰のひねり運動

術後3週~3ヶ月:メディカルリハビリ中期

セルフエクササイズ紹介

仰向けで突き出し
ストレッチポール
腱板エクササイズ
バルーンストレッチ
骨盤前後傾運動

この時期のセルフエクササイズは医師・セラピストの指示により実施してください。

術後3ヶ月~5ヶ月:メディカルリハビリ後期

セルフエクササイズ紹介

外転運動
腱板エクササイズ
エルボーエレベーション
キャット
スキャプラプッシュアップ

この時期のセルフエクササイズは医師・セラピストの指示により実施してください。

術後5ヶ月以降:アスレティックリハビリ期

トレーニング紹介

肩甲骨固定性と体幹を意識した複合エクササイズ

「A」「T」「W」「Y」 肩甲骨後面筋群のエクササイズ

プッシュアップを利用したプライオメトリックエクササイズ

スポーツ競技に合わせたトレーニングを実施します。

PAGE TOP