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2021.08.04
ストレッチなどをする際に呼吸を意識して行う方は多いと思います。
皆さんは、“適切な呼吸”を意識して行えているでしょうか?
人体にとって適切な呼吸を行ううえで重要となるのは横隔膜です。理科の実験やテレビでも横隔膜が上下することによって肺が膨らんだり萎んだりするのを見たことがあると思います。この横隔膜や肋骨を動かす筋肉が働くことで、少ない力で適切な呼吸を行うことが出来ます。
しかし、日頃の運動不足や長時間のデスクワークなどで背骨が硬く、猫背姿勢になっていると、この横隔膜が正常に働きにくくなるため、補助的に首や肩周りの筋肉が呼吸を行うために働きます。また、痛み刺激などのストレスも呼吸中枢を刺激し、適切な呼吸を困難にしてしまいます。そうすることで、首や肩周りの筋肉が慢性的に疲労し、“肩凝り”を感じやすくなってしまいます。
そして、日頃から不適切な呼吸が続くと、胸郭(肋骨で囲まれている部位)の動きが硬くなり、骨盤の動きや、全体の姿勢にも影響を与えてしまいます。
当クリニックで行う、再生医療後のリハビリテーションでは、そういった日常生活や痛みによって“不適切な呼吸パターン”が引き起こされていないか評価し、“適切な呼吸の再教育”も行っていきます。
そして、適切な呼吸を意識しながら、胸郭や肩甲骨、そして骨盤や股関節を動かす運動療法を行っていき、全体的な動きのクセを改善させていきます。
皆さん、まずはご自宅で、無理せず“意識をして深めの呼吸”から始めてみましょう!