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医師インタビュー:スポーツ医学・関節センター スポーツ下肢部門部長 高橋謙二 医師

整形外科医を志したきっかけは、診療科を選ぶ際に外科系の分野に進みたいという思いがあったこと、痛みや機能を改善し生活の質を求める科であること、そして何よりも「スポーツに関わる仕事がしたい」という気持ちからでした。また、幼い頃から長くサッカーを続けてきた経験を生かし、怪我や痛みに悩むアスリートを支えられる仕事として整形外科を選んだそうです。今回は体外衝撃波治療や、スポーツ選手の治療についての想いなどについてお話を伺いました。

Interview 01
先生は主にどんな疾患の治療・手術をしていますか

高橋謙二医師の手術中の様子

膝と足関節を専門に診療しております。膝の疾患に関して保存治療はもちろん、手術は靱帯再建や半月板の手術、軟骨の手術、骨切り手術などさまざまな手術治療を行っております。
足関節の疾患に関しても捻挫の後遺症や軟骨の治療など足全体の疾患を幅広く診ています。また、保存治療として体外衝撃波を使用した治療にも注力しています。
現在、年間の外来診察数は約5500人、手術は下肢グループ全体で約1200件です。

Interview 02
足関節の分野でどのような症状の患者さんが多いですか

捻挫の後遺症の患者さんが多いと感じます。「捻挫した後の痛みが取れない」、「足首がぐらつく」、「何度も同じところを捻ってしまう」などが多い症状です。
足関節は主に骨や靭帯で安定であることが大切なので、どこに問題があるかを細かく調べることが必要です。他には足底腱膜炎やアキレス腱炎など腱の付着部の痛みのような、治りにくい症状に対して治療を行っています。
まずは理学療法を行うことから始めますが、あまりよくならないケースもあります。
そのような疾患に対して体外衝撃波治療を取り入れることにより、症状の改善が期待されます。

Interview 03
体外衝撃波を学ぶことを決めたきっかけは?

きっかけは約25年前、指導医の先生から体外衝撃波研究のお誘いを頂いたことです。
その先生は私が初めて勤めた病院の指導医であり、人と違う事に挑戦されるとてもユニークで魅力的な方でした。
当時、日本の整形外科では全く認知されていなかった体外衝撃波治療の研究をされており、印象的だったのは、衝撃波を当てた骨に丸々とした新しい骨ができているレントゲン写真を見た時でした。
衝撃波の威力ってすごいなと驚くとともに、これは今後整形外科治療にも役立つのではないかと予感しました。
その後、より深く学ぶためにドイツへ留学し、体外衝撃波治療について専門的に研究する機会を得ました。

Interview 04
体外衝撃波治療の特徴はどのようなものですか

高橋謙二医師

体外衝撃波治療の最大の特徴は、今までの保存療法とは異なり、積極的に根本から治す治療であることです。
衝撃波治療には物理的刺激により痛みを軽減させ腱や骨の修復を促進する効果があり、〝積極的保存療法〟の一つと言われております。
また副作用や合併症がほとんど無い安全な治療です。もちろん適応をしっかり考える必要はありますが、リハビリとともに治療することが大切です。
できるだけ筋力低下や筋肉の硬さを改善し機能回復を進めていくことが早く治る秘訣になります。

Interview 05
スポーツ選手の診療で大切にしている事はありますか

患者さんの求めるニーズや状況に合わせて速やかに確実に競技復帰できるように、さまざまな保存療法や手術療法の中から治療を提案することを心掛けています。
当面の競技継続を望むのか、治療を優先ししっかり治して将来的な目標に進みたいのかなど患者さんと相談しながら治療法を決めております。
スポーツ選手の治療はドクターだけでは十分治すことができません。我々の役割は局所の痛みをとったり壊れた組織を治したりすることですが、やはり競技に速やかに復帰するためには適切なリハビリテーションが不可欠です。
理学療法士としっかりコミュニケーションをとることも大切にしています。

Interview 06
下肢グループの部長としてチームで取り組んでいることはありますか

我々のスポーツ下肢グループには、何人かの経験豊富なドクターが揃っております。
個々によっては多少手術のやり方が異なることもありますが、毎週チーム内では症例検討会で相談しながら治療方針を決めております。
また、それぞれが得た知識や新しい治療法など情報共有をし、日々アップデートしながら患者さんに良い治療を提供していきたいです。
そして、最も大切に思っていることは看護師や理学療法士ら他部署とのコミュニケーションであり、お互い連携を取り合い皆が同じ方向を向いて患者さんを治すことを心がけていきたいと考えております。

Interview 07
最後に患者さんへメッセージをお願いします

高橋謙二医師

当院には志の高い職員が多く、お互いに知識やスキルを高め合っています。
手術を始め、より良い治療を提供しようというスタッフがそろっており、部署の垣根を超えて連携して診療を行っております。
またトップアスリートから学生さん、ご高齢の方までさまざまな患者さんにご来院いただいており、それぞれのニーズに幅広く対応することを心掛けております。
下肢の怪我やご病気でなかなか良くならずお困りの場合にはご相談いただけると幸いです。


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