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医師インタビュー:スポーツ医学・関節センター長 肩部門・肘関節部門 高橋憲正 医師

整形外科医を志すきっかけとなったのは、高校時代に所属していた野球部での経験でした。
仲間がケガに悩む姿を何度も目にしており、「スポーツによるケガや障害に向き合い、選手が再びフィールドに立てるようサポートしたい」という思いが芽生えたそうです。
今回のインタビューでは、高橋医師の治療に対する思いや、新病院への期待について詳しく話を聞きました。

Interview 01
主にどんな疾患の治療・手術をしていますか

高橋憲正医師の手術の様子

肩と肘を専門にしておりそれに困っている患者さんを主に治療しています。スポーツや仕事での急性のケガや日常生活で慢性的に肩や肘に痛みを抱えている患者さんを主に診ています。
年間の外来診察数は約7000人、手術は肩・肘グループ全体で約1000件です。

Interview 02
野球肘の治療に力を入れていますが、子供達の野球の未来について考えることはありますか

野球肘の障害、特に「離断性骨軟骨炎(OCD)」は、日本人に多く見られる疾患です。その理由として、一つは、年間を通じて野球に取り組む時間が非常に長いこと。もう一つは、球数制限などのルールが十分に整備されておらず、選手の負担が大きくなっていることだと思います。また、高校野球では対外試合の禁止期間が設けられているのに対して、小学生や中学生にはそうした制限がほとんど無く、年間を通して試合に出場しているケースが少なくありません。その結果、選手にとって必要な“オフの期間”があまり確保できず、体への負担が蓄積しやすくなっています。小学生や中学生は、筋・骨・軟骨が形成される大切な時期でもありますので、発育段階に応じた明確なルールを設け管理して欲しいと思っています。

Interview 03
野球以外にも数々のスポーツ選手の治療をされていますが何か思い入れはありますか

選手によって置かれている立場は様々であり、チームの事情もそれぞれ異なります。例えば、高校生の場合、部活動として競技に取り組める期間はおよそ2年半と限られている為、長期間の休養が必要となる治療はできる限り避けたいと考えています。
その為、まずは選手本人が目標としている今後のスケジュールを確認し、それに応じた治療方針を立てるようにしています。手術以外の選択肢で、ベストなパフォーマンスが発揮できる治療法があれば、そちらを優先的に選び、選手の将来設計や希望に沿った形でのサポートを心がけています。

Interview 04
スポーツ医学・関節センター長を務めており若手医師の教育に力を入れていますが、今後期待していることは

高橋憲正医師

患者さんの訴えにしっかりと耳を傾け、真正面から向き合える医師であって欲しいです。また、肩や肘以外の疾患に対しても信頼され、頼られる存在になって欲しいと考えています。治療においては手術だけではなく、保存療法も選択肢の視野に入れ、患者さんにとって何が最も良い治療かを考えられるような、柔軟性と幅を持った医師になって欲しいです。もう一つは、自分達の診療を振り返る為にこれまでも学会発表や論文執筆に積極的に取り組んできました。海外への発信にも力を入れており、2020年のコロナ禍以降、当院の肩・肘グループだけで英文約20本・和文は約30本の論文を発表しています。自らをアップデートし続けるという意味でも、こうした活動を継続していってほしいと願っています。

Interview 05
船橋整形外科だからこその魅力とは

病院にはそれぞれの立場や役割があり、例えば大学病院は高度先進医療を担い、難易度の高い手術や専門的な治療を中心に行っているのが特徴です。一方、一般的な整形外科クリニックでは、リハビリテーションや注射などの保存療法を中心とした診療が多く行われています。その中で、船橋整形外科の大きな魅力は、「手術」と「保存療法」の両方を高いレベルで提供できる点だと思います。具体的には、船橋整形外科病院では専門医による高度な手術治療を行い、船橋整形外科クリニック・西船クリニック・市川クリニックでは、最新の理論に基づいた保存療法を実践しています。このように、手術療法、保存療法共に高いレベルを保持し、患者さん一人ひとりに最適な医療を提供できる体制が整っていることが、当院の特徴であり強みだと考えています。

Interview 06
2026年5月に船橋整形外科病院が移転し新病院になりますが期待していることはありますか

現状、すぐに入院が出来なかったり、他院から当クリニックへご紹介頂いても病室の空きが無く、再度他の病院へ紹介になってしまうケースがあり、非常に歯がゆい思いをしているのが事実です。
しかし、新病院には新たに「回復期リハビリテーション病棟」が設置されます。これにより、手術を受けた患者さんが回復期リハビリテーション病棟でしっかりとリハビリに取り組み、機能を回復させたうえで安心してご自宅に戻るという、ひとつの道が実現できるようになります。
また、回復期リハビリテーション病棟が出来ることで、急性期病棟に余裕が生まれやすくなりますので、より多くの患者さんに質の高い手術を提供出来る事を期待しています。

Interview 07
最後に患者さんへメッセージをお願いします

高橋謙二医師

当院では、高度な手術をしっかり行うことを大きな目標としていますが、それだけでなくリハビリテーションにも非常に力を入れています。現在、リハビリテーションスタッフは全体で約200名在籍しており、手術以外の保存療法にもかなり力を入れています。
私が整形外科医として最も大切にしていることは「患者さんにとって最良の選択となる治療を行うこと」です。 痛みや不安を少しでも取り除き、再び安心して日常生活やスポーツに取り組めるよう全力でサポート出来る体制を整えていますので、肩・肘に限らず整形外科の疾患に困っている方は気軽にご相談ください。


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