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股関節の軟骨の摩耗や骨の変形により、痛みや拘縮、脚長差を生じ、歩行障害をきたします。
原因は発育性股関節形成不全や幼少期の病気、外傷、加齢などが主たるものです。
大腿骨頭の一部が血流の低下により壊死を起こす疾患で、現在は厚生労働省の定める指定難病の一つです。
病状が進行すると壊死部が潰れるだけでなく、臼蓋側にも骨の変化が生じ、変形性股関節症と同様の変化を呈します。
ステロイド投与やアルコール過剰摂取などが発生の危険因子であるといわれていますが、原因や発生機序は不明です。
指定難病の認定を受けると、医療費補助の対象になります。(外傷性の骨壊死を除く)
保存療法(薬物療法、理学療法)が無効な場合に行われます。
傷んだ股関節の臼蓋側と大腿骨頭側にそれぞれ人工関節を挿入し、関節の機能を再建する手術です。
インプラントの性質は日々向上しており、耐用年数が長期化し、骨温存や骨への生着に優れたものが主流となってきています。
当院では全ての患者さんに対し、筋腱組織を切離せずに行う前方進入法(Direct Anterior Approach: DAA)にて手術を行っています。
大腿骨頸部骨折などで大腿骨側のみ損傷した場合に選択される手術です。
当院ではすべての患者さんに人工股関節置換術と同じく、筋組織を温存して行う前方進入法(DAA)にて手術を行っています。
約10cmの皮膚切開で股関節前方より進入し、股関節周囲の筋肉を切離することなく人工股関節を設置する、侵襲の少ない手術方法(最小侵襲手術 Minimum Invasive Surgery :MIS) の一つです。
この進入法の利点は、術後速やかに筋力が回復すること、術後の脱臼のリスクが低率であること、術後の疼痛が少ないこと、両側手術を行いやすいこと、全身麻酔のリスクが低いことなどが挙げられます。
通常の手術より難易度が高いとされ、熟達した医師が行うことが勧められておりますが、当院では圧倒的な症例数をもとに、経験豊富な医師が安全で確実な手術を行っています。
世の中には、単に創を短くしただけで、皮膚の下の筋肉、軟部組織は従来通り切離するような、みせかけのMISをうたっている施設もあります。
当院では「真の意味での最小侵襲手術」を目指して、筋肉や腱などの軟部組織に対しても、心臓や肺などの臓器へも侵襲を少なくすることを心掛け、患者さんの満足度の高い手術を目指しています。
片側手術であれば6日間(術後4日間)、両側手術であれば8日間(術後6日間)が一般的です。
1本杖を用いて、安定して階段昇降や中距離歩行(約300m)が可能となることが退院の目安です。
熟練した医師が、最小限の侵襲にて手術を行うため、殆どの症例において同種血(赤十字血液センターから供給される他人の血液)輸血は行っておりません。
両側の手術をする患者さんは、術前に自己血貯血貯血を行う場合があります。
出血が予想される場合には術中に回収式自己血輸血を行います。
両方の股関節に骨の変形と痛みがあり、全身状態に問題がなければ可能です。
当院では約35%の患者さんが一期的に両側手術を受けられています。
二回に分けて手術をする場合と比べて回復が早く、総入院期間も短くなり、患者さんの満足度も非常に高くなっております。
脱臼予防のため、手術後約3週間は股関節の過屈曲(正座、しゃがみこみ)、過伸展(体を大きく反る動作)を念のため控えていただいています。
術後3週以降は、姿勢や動作の制限は一切ありません。
スポーツ復帰も奨励しています。当院での術後スポーツ復帰率は90%以上です。
入院中のリハビリで十分な状態まで回復してから退院となりますので、リハビリ通院は必ずしも必要ではありません。自宅でできる体操を退院時にご指導いたします。
もちろん希望される方は通院でのリハビリも可能です。
患者さんによって若干の違いはありますが、多くの場合、術後3週、6週、3か月、1年程度の通院となります。その後は数年に1回程度の通院となります。
人工関節の耐久性は以前より格段に向上していますが、患者さんの活動性も上がっているため、長期にわたり定期健診をしっかりと継続することが大切です
当院では患者さんの骨の質や形、活動性、年齢、股関節の変形の程度など様々な角度から検討し、多種多様なインプラントの中から最適と考えるものを医師が選択しています。
現在様々な情報が世の中には溢れていますが、実際に手術をしている医師の意見を十分に検討することが重要です。
1.5Tまでの磁場であれば問題ありません。
ただし人工股関節に近い場所の検査(例えば膀胱や子宮)では画像の質が悪くなる場合があります。
MRI検査を受けられる際には、人工関節の手術を受けられたことを申告してください。
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