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膝関節の軟骨の摩耗、骨の変形により、痛みや歩行障害が生じます。
原因としては、加齢、体重、外傷などが主たるものです。
膝関節の骨の一部に壊死様変化(大腿骨内顆が好発部位)が生じる原因不明の疾患です。
変形性膝関節症と比べると、発症が急で強い痛みを生じます。
初期はレントゲン検査でわからないこともあり、MRI検査が有効です。
安静などで痛みが改善してくる場合も多くありますが、時間とともに壊死部の陥没が進行し、痛みが増強する場合には手術の適応になります。
保存療法(薬物療法、理学療法)が無効な場合に行われます。
傷んだ膝関節の骨、軟骨を切除して、大腿骨側、脛骨側にそれぞれ人工関節を挿入し関節の機能を再建する手術です。骨を切る際に、骨を切る量を調節してO脚やX脚を矯正します。
筋切離は最小限としており、手術翌日から歩行可能となります。
膝関節の傷んでいる側(主に内側)のみを人工関節に置き換える手術です。
骨の変形が軽度で、膝関節の可動域がよく、靭帯が傷ついていない場合が適応になります。
人工関節全置換術(TKA)に比べて、皮膚の切開が小さく、骨の切除量が少なくなります。O脚やX脚の矯正には適していません。
変形性膝関節症では主に膝の内側から変形が進行するため、O脚になってきます。それに対して、骨をまっすぐになるように矯正して骨を切り、プレートなどで固定する手術です。
骨が丈夫で、活動性が高く、靭帯がしっかりしている場合などが適応になります。
片側手術であれば6-10日間(術後4-8日間)、両側手術であれば8-12日間(術後6-10日間)程度です。
1本杖を用いて、安定して階段昇降や中距離歩行(約300m)が可能となることが、退院の目安です。
必要になることは極めてまれです。
当院では約半数の患者さんが一期的に両側の手術を受けられています。
ご本人の希望と明らかな骨の変形があり、全身状態に問題がない場合が適応となります。
筋力の回復と関節可動域の改善のため、とても重要です。
当院の外来リハビリ施設や他院のリハビリテーション施設にて、週1-2回の頻度で、術後約3か月間行います。
患者さんによって多少の違いはありますが、多くの場合、術後3週、6週、3か月、6か月、1年程度の通院となります。その後は数年に1回程度の通院となります。
元来、人工膝関節全置換術(TKA)で用いられるインプラントは、そもそも正座をすることを想定して設計されていません。
術前から膝の可動域制限がある方が、術後に動きが改善することは多々ありますが、正座ができるほどの可動域が得られることは稀です。
一方で人工膝単顆部置換術(UKA)や骨切り術は、術前に正座ができていれば、術後も可能であることが多い手術です。
当院では手術時の操作(なるべく筋肉を温存する、痛み止めの薬を使用する)の工夫だけでなく、麻酔科医師も術後の痛みが軽くなるように様々な努力と工夫をしています。手術直後の鎮痛は従来に比べて、各段に向上しています。
当院では患者さんの骨の質や形、活動性、年齢、膝関節の変形の程度など様々な角度から検討し、多種類にわたるインプラントの中から最適と考えるものを医師が選択しています。
現在様々な情報が世の中には溢れていますが、実際に手術をしている医師の意見を十分に検討することが重要です。
1.5Tまでの磁場であれば問題ありません。
ただし人工股関節に近い場所の検査(例えば大腿部や下腿部)では画像の質が悪くなる場合があります。
MRI検査を受けられる際には、人工関節の手術を受けられたことを申告してください。
ご不明な点や、手続き、面会に関するお問い合わせは、よくあるご質問をご参照の上、専用フォームよりお問い合わせください。