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足関節は脛骨、腓骨および距骨からなり、脛骨と腓骨からなる屋根部分(ほぞ穴)に距骨(ほぞ)がはまるような構造をしています。足関節を安定化させる靭帯として、内側の三角靭帯、外側の前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯、脛腓靭帯などがあります。(図4)これから、当院で行っている足関節に対する鏡視下手術について疾患ごとに説明します。
足関節に生じる離断性骨軟骨炎は膝関節と同様に思春期に多く見られる関節軟骨の疾患であり、スポーツなどによる繰り返される微小な外力により発症すると考えられています。
治療は、重症化したものは長期間スポーツを休止しても治癒が期待できず、手術治療が必要になります。手術治療は、関節鏡視下に軟骨の状態を確認し、まだ軟骨の剥離が軽度であれば骨髄に向かってドリルで穴を開ける治療を行ったり、軟骨がすでに剥離してしまっている場合には軟骨を元あった場所に再び生着させなければならないので、元の位置に戻した上で骨釘での固定術を行ったりします。関節鏡を用いた軟骨の内固定も可能であり、低侵襲な方法であると考えられています。軟骨が広範囲に欠損している重症な場合には追加手術として軟骨移植術などを行わなければならないこともあります。軟骨の修復には時間がかかるため、術後に一定の期間中は松葉杖を用い体重をかけないようにすることも必要となります。
足関節捻挫、靭帯損傷、足関節骨折などの外傷に伴い、急性期の関節腫脹がとれても足関節に疼痛や引っ掛かり感が残っている場合などは、関節軟骨に障害がみられることがあります。このような場合には剥がれた軟骨を関節鏡視下に摘出したり、剥離した軟骨と正常な軟骨部分の段差を滑らかにしたりする治療を行うことができます。
外傷後や離断性骨軟骨炎に伴う場合や関節に軟骨が増生する病気などにより関節内に遊離体が存在することがあります。関節のなかで急に引っかかる感じと共に、急に強い痛みが起こり動けなくなるといった症状が特徴です。このような場合にも鏡視下手術により遊離体摘出を行うことができます。
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